雨の京都 ～鈴虫寺編～

　前回の続きです。

　
　次に向かったのは、天龍寺から歩いて５分程の場所にある「宝厳院」です。

　今回はバスツアーでの旅行でしたので、時間に限りがあり、この時点で集合時間４０分前です。

　まだお土産も買いたいし、豆腐ソフトクリームも食べたいし・・・

　急ぎ足で見てきました。

　

　モミジはまだ紅葉してませんでしたが、雨のおかげで苔がビロードの様で、とても綺麗でした。


　お土産も買い、無事に集合時間にも間に合い、次は「八つ橋庵」にてお抹茶と八つ橋をいただきました。

　












　
　
　最後は、妙徳院華厳寺、通称「鈴虫寺」です。

　四季を通じて鈴虫の音色が聞ける事から、この名前がついたそうです。

　お庭を見せていただく前に、住職のありがたい説法を聞きました。

　その中で印象に残ったお話を１つ。

　この時期は皆さん紅葉を見に京都に来て下さいます。　綺麗な紅葉を見るためにお庭廻りもよいのですが、お庭にお寺はつきものです。　本堂できちんと手を掌わせて、お寺には住職がいますので、時にはお話をしたりしてお過ごしください。　と。

　・・・・・私たちは宝厳院を急いで見てきました。　本堂で手も掌わせていません。

　最近、お庭をよく見に行くけど、本堂に手を掌わせてたか、記憶が曖昧です。

　そういえば、まだ小さかった頃、祖母と熱田神宮へ行くと必ず「先にお参りしようね」と言っていました。

　小さい頃から教えてもらってきた当たり前の事を、大人になったら忘れるなんて・・・・・　

　反省です。


　今回の説法は、特別に本堂で聞かせてもらいましたので、きちんと手を掌わせてきましたよ。

　下の写真は本堂から見た京都です。　生憎の曇り空ですが、肉眼では雲海が綺麗に見れました。

　

　
　雪の降る頃にまた、京都に来たいなと思いました。

　その時はもう1度、宝厳院に行きたいです（＾－＾）